Tanglewoodからの帰り道。
Manhattanから車で約1時間、Sleepy Hollow CountryというところにあるKykuitと呼ばれるthe Rockefeller Estateに立ち寄ることに。
ちなみにKykuit はオランダ語で見晴らしという意味らしい。
Rockefellerといえば、悪名高き石油王。
その汚名を晴らすために行った慈善事業の素晴らしさも有名だけど。
気ままに敷地をぶらり散歩できるのかと思いきや、Rockefeller邸の中を見学するにはツアー(約2時間)に申し込まないといけないとのこと。
せっかく来たんだから、ツアーやるか…。
ってことで、猛暑の中、Virginia州からの観光客カップル、インドからの観光客家族、私達、計7人のツアーが開始。
送迎バスで私有ゴルフ場を通り抜け、丘の上に上って行き、Rockefeller邸到着。
外観、豪華は豪華なんだけど、ヨーロッパの豪邸の数々を見たときに感じたような、重みっていうのはあまり感じられず。
ツアーガイドのおばちゃんの説明を聞きつつ、豪邸内部へ。
…この家全体、美術館状態。
Rockefeller一族、昔はここで普通に生活をしていたらしいのだが、それにしても部屋のセンスがよく分からない。
中国古代美術から、近代美術まで、ありとあらゆる美術品が部屋のあちらこちらに置かれているのだけれど、ちょっとガラクタ市っぽくなっちゃってる気がしたのは私だけ??
地下にもピカソの作品をはじめ、いろんな美術品が並べられていたのですが、「こんな地下に閉じ込められちゃって!」って思ったのは私だけ??
庭園は、イタリア風で、所狭しとブロンズ像などが飾られていて、Hudson Riverを望む景色&お庭に咲く薔薇がきれいでした。
いやー、金持ちのやることっていうのはよく分からん。
「ここに住んでいいよ。」って言われたら速攻で荷物まとめて、即入居しますが。
充実した週末でございました、はい。